1日の始まりに空を見上げる
いつもの通勤の道。急ぎ足で脇目も振らず。
体が覚えているルートは、目をつぶっていても歩けるほど。
気づけば視野がうんと狭くなっている。
昨日と今日の違いがわからなくなるほど、変わらない毎日。
いつも同じ時刻に同じ場所ですれ違う同じ顔。
代わり映えのない日々が淡々と過ぎていく。
季節はもうすぐ夏。日差しが眩しい。
太陽の光線を肌で感じたら、うつむくのではなく、顔を上げてみよう。
深緑の木々の隙間から溢れ出る光が美しいことに気づくはず。
毎朝の通勤ルートで一番空が大きく見える場所を探そう。
青空を仰げば、繰り返しの毎日も少し変わって見えるはず。
そして、そこがあなたのラッキースポット。